バイクメンテナンス ブレーキキャリパーの点検 〜 バイク好き!
バイクメンテナンス ブレーキキャリパーの点検
ブレーキ系はバイクの安全性のために、より念入りな整備が必要となります。整備欠陥は直接、自身あるいは他人の生命を奪うことになり、取り返しがつかない事態となります。ブレーキキャリバーはフロントとリアにあります。これのメンテナンスの仕方です。丸洗いをします。
まずキャリバーの取り外しです。2本のボルトで装着されていますのでこれを外せば脱着できます。そしてブレーキパッドとバットピンも外します。
バットピンは汚れているはずですので磨きます。ただ点検して段付き摩耗がひどいようでしたら交換しないといけません。段付き摩耗はブレーキパッドの付け根が当たることにより起こります。バットピンがいかれているとブレーキがスムースに踏み込まれません。
次にキャリバーのピストンを取り出します。いきなりレバーを握るとピストンが飛び出していまう恐れがあります。ペンチなどでかましておいて徐々にレバーを握ります。ブレーキパットをディスクに押し付けることによってと制動力が出てくる仕組みになっています。丸洗いの洗剤は、家庭にある中性洗剤で充分です。また古い歯ブラシなどを使用すると細かいところまで洗えます。
丸洗いして磨いたら、グリスアップして組み付けです。ブレーキ系統のパーツが汚れていると、ブレーキの機能が充働きません。